Capcom Cup 11の開幕が来月に迫り、ストリートファイター6のCapcom Pro Tour 2024はいよいよ最終局面を迎えている。
3月5日から8日にかけて、日本・東京の両国国技館で、48名のプレイヤーが総額100万ドル(約1億5500万円)の賞金をかけて競い合う。
本記事では、ストリートファイター6最大の大会についての詳細を紹介する。
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Capcom Cup 11の対戦形式
昨年と同様に、グループステージとダブルエリミネーション方式のトーナメントでチャンピオンを決定する。
まず、参加者はランダムに8つのグループに分けられる。
3日間にわたり、各グループ内でBO3(3本勝負)の総当たり戦が行われる。
各グループの上位2名がTOP16ファイナルへ進出する。
最終日には、各グループ1位の選手がウィナーズサイド(上位トーナメント)に進出し、2位の選手はルーザーズサイド(下位トーナメント)からスタートする。ウィナーズサイドで敗北した場合はルーザーズサイドに移動し、ルーザーズサイドで1度でも負けると敗退となる。
決勝トーナメントでは、勝者が決まるまで、全試合がBO5(5本勝負)で行われる。
Capcom Cup 11の視聴方法

今年の大会は、「Street Fighter League: World Championship 2024」と同時開催される。
ワールドチャンピオンシップは、3月9日 日本時間 11:00~18:00に同会場で開催予定。
試合スケジュールの確認や会場での観戦チケットの購入は、特設サイトで行える。
注目の選手
Capcom Cup 11には、計48名のプレイヤーが出場する。
このうち、10名はEvolution (Evo) Championship Series 2024などのPremier Tierトーナメントを勝ち抜いて出場。その他の選手は、各地域のWorld Warrior Circuitを勝ち抜いた選手たちである。
特に注目すべき選手は、2017年と2023年にCapcom Cupを2回制した実績を持つ、ドミニカ共和国のSaul Leonardo ‘MenaRD’ Menaだ。
MenaRDは、今季のEvo Japan 2024でも優勝している。
世界最高峰のストリートファイター選手たちによる競技シーンは比較的拮抗しているものの、2024年シーズンを通じて安定した成績を残している選手もいる。例えば、アメリカのFlyQuest所属のVictor ‘Punk’ Woodleyは、Evo 2024やDreamHack Atlanta 2024を含む複数のトップ大会で優勝を果たしている。
Capcom Cup 11の全出場選手のリストは、esportsデータベース「Liquipedia」で確認可能。