画像提供:Red Bull
「ストリートファイター6」のトーナメント「Red Bull Kumite」が、10周年を記念してフランス・パリに戻ってくる。
4月5日から6日にかけて、「Maison de la Mutualité」にて開催され、16名のプレイヤーが「グレート・ギャツビー」風のステージで競い合う。
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発表によると、「Red Bull Kumite」では、ストリートファイターのベテラン選手8名と、「ハングリーな挑戦者」8名が対決する。14名は主催者からの招待枠で、残る2枠は4月5日に行われる「Last Chance Qualifier(最後の出場枠をかけて行われる敗者復活戦)」と「Play-Inステージ(本戦に出場するための予選ステージ)」の勝者に与えられる。
1月31日より、参加希望者は「Start.gg」のウェブサイトで「Play-Inトーナメント」の一般参加予選に登録できる。観戦チケットもすでに販売されている。
4月6日のメインイベントでは、「Kumite」ならではの対戦形式が採用される。トーナメントの組み合わせ抽選がライブで行われ、その後、BO5(5本勝負)のシングルエリミネーション形式で試合が進行する。
「Red Bull Kumite」は、2015年の第1回大会も今回と同じくパリで開催され、それ以来、FGC(格闘ゲームコミュニティ)において名高い大会となっている。これまで、日本、ロンドン、ラスベガス、南アフリカなど世界各地で開催され、2024年にはニューヨークで開催された。
昨年の大会では、ドミニカ共和国のSaul Leonardo “MenaRD” Menaが優勝。決勝戦でDu “NuckleDu” Dangを破り、タイトルを獲得した。MenaRDは、今年開催される「Capcom Cup 11」にも出場予定だ。
大会主催者であるエナジードリンクブランド「Red Bull」は、数年にわたりeスポーツコミュニティに関与してきた。トーナメントの開催に加え、多くのパートナーと提携し、eスポーツ関連のコンテンツを発信している。
2025年の「Red Bull Kumite」では、「PlayStation」と自動車メーカー「Opel」が大会のパートナーとして参加する。また、ゲーミングモニター「AGON by AOC」が公式モニターパートナーとして復帰する。
直近では、「Red Bull」が「Trackmania」のコンテンツクリエイターØyvind “Wirtual” Iversenと提携し、新たなTrackmania大会を開催することを発表した。
また、先月には、人気を博すFGC eスポーツトーナメントプラットフォーム「Start.gg」が独立企業となることが発表された。
Lea Maas
Leaは、興味の幅が広すぎていつも時間が足りないビジネス専攻の学生。Valorantではよくショットを外してしまうが、空いた時間にはメンタルヘルスの啓発や、誰もが楽しめるeスポーツコミュニティ作りに力を注いでいる。