カプコンの最新作『Monster Hunter Wilds(モンハンワイルズ)』は、Steamの同時接続プレイヤー数も記録的な数値を達成している。
しかし、一部のプレイヤーから「ゲームが突然落ちる」といったクラッシュ問題が報告されており、その影響が懸念されている。
歴代シリーズを超える勢い
『モンハンワイルズ』は、発売初日にSteamで同時接続プレイヤー数が約100万人を突破し、これは過去のモンハンシリーズの中でもトップクラスの数字となっている。(参考:SteamDB)
この記録は、2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』のピーク時の同時接続数を上回るものであり、シリーズ最大級のローンチとなる可能性を示唆している。
この人気の背景には、新システムの導入やマップの拡張、そして多彩な新モンスターの追加がある。特に、11体の新モンスターが登場し、戦略的な狩猟要素が強化されたことが、従来のシリーズファンだけでなく、新規プレイヤー層の関心も引きつけていると考えられる。
カプコン史上最大級のローンチか
一部のアナリストは、本作がカプコン史上最大級のローンチになる可能性を指摘しており、実際に売上・プレイヤー数ともに好調なスタートを切っている。
また、グローバル市場においても、シリーズの知名度が年々向上していることが要因の一つとなっており、特に北米やヨーロッパでの販売が好調な傾向にある。
しかし、この好調な滑り出しの一方で、技術的な問題も浮上している。
クラッシュ問題が発生、一部プレイヤーから不満の声
ゲームが強制終了する不具合が報告
発売直後から、一部のプレイヤーから「プレイ中に突然ゲームが落ちる」「特定の場面で強制終了する」といった報告が相次いでいる。
特にPC版のSteamプレイヤーからの報告が多く、X(旧Twitter)やRedditでは不満の声が広がっている。
原因は不明、カプコンの対応に期待
現時点では、このクラッシュ問題の具体的な原因は明らかになっていない。
しかし、一部のプレイヤーからは以下のような技術的な要因が影響している可能性が指摘されている。
・高負荷時の処理落ち:一部のPC環境では、ゲーム内のエフェクト処理やマップの読み込み負荷が高く、システムに負担をかけている可能性がある。
・特定のGPUドライバーとの相性問題:特定のグラフィックカードを使用しているプレイヤーの間でクラッシュの報告が増えており、ドライバーのアップデートが必要になるかもしれない。
・オンライン接続時のバグ:マルチプレイ中にクラッシュするケースが多く、サーバー負荷や通信の不安定さが影響している可能性がある。
カプコンはこれまでにも『モンスターハンター』シリーズのアップデート対応を迅速に行ってきたため、今後の修正でこの問題が解決されることが期待される。
まとめ
『モンハンワイルズ』は発売直後から歴代シリーズで大ヒットを記録し、Steamの同時接続プレイヤー数もリリースから2時間で約100万人と、歴代トップクラスの勢いを見せている。
しかし、一部のプレイヤーからはゲームのクラッシュや強制終了といった不具合が報告されており、今後の公式対応が注目されている。
カプコンが、これらフィードバックを反映させたアップデートをどのようにしていくのか今後に期待したい。