世界的バトルロイヤルゲーム『PUBG: BATTLEGROUNDS』の国別対抗戦「PUBG Nations Cup(PNC)2025」が、2025年7月下旬に韓国・ソウルで開催されることが発表された。
会場は「オリンピックハンドボール競技場」で、現地では観戦イベントやファンフェスティバルも同時に行われる予定だ。

今年のPNCでは、参加国数が過去最多となる24カ国に拡大。前年(2024年)の16カ国から大幅に増加し、国際的な注目が一段と高まっている。
日本も引き続き代表を送り出す予定で、国内選手による選考や投票を経て代表メンバーが決まる見込みだ。
新たに加わるのは、フランス、スペイン、スウェーデン、マレーシア、ポーランド、フィリピンの6カ国。
さらに、2023年大会以降出場していなかったインドやデンマークが復帰するなど、アジア・欧州・南米を中心に参加地域の多様性が増している。
昨年は韓国が王者に、視聴者数も記録更新
2024年大会では、地元・韓国代表が優勝を果たし、賞金総額55万ドルのうち30万ドルを獲得した。

この大会は3日間にわたって行われ、Esports Chartsの統計によれば最大同時視聴者数は約51万人に達した。これはPUBGのeスポーツイベントとして、過去3番目に高い視聴数とされている。
こうした盛り上がりは、国別対抗戦というフォーマットがもたらす“国の代表として戦う緊張感”と“ファンの一体感”によるものだと考えられており、各国のeスポーツファンにとって特別な意味を持つ大会となっている。
大会日程を拡大、現地ファン向けイベントも充実
KRAFTONによると、2025年大会はこれまでの3日間構成から拡大される予定だ。詳細なスケジュールは後日公開されるが、より多くの試合や企画が実施される見込みで、観戦者にも嬉しい変更となるだろう。
また、大会期間中には現地ファン向けのフェスティバルも開催予定。
グッズ販売、選手との交流機会、ステージ企画など、eスポーツとコミュニティを繋ぐイベントが多数予定されているという。これにより、オンライン観戦だけでなく現地参加型の楽しみも増えている。
まとめ:世界が注目する舞台、日本代表の躍進にも期待
『PUBG 世界大会 2025』とも呼べるこの「PUBG Nations Cup」は、出場国数、視聴者数、イベント規模すべてにおいて年々成長を見せている。
日本代表の活躍もファンの関心を集める中、世界のトッププレイヤーたちが国の威信をかけて戦う本大会は、2025年夏のeスポーツシーンで最も注目される国際大会のひとつとなりそうだ。