日本初参戦のMSC 2025、モバイルレジェンド世界大会が開催へ

徳本 翔太
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日本初参戦のMSC 2025

世界的人気を誇るモバイルゲーム『モバイルレジェンド:バンバン(Mobile Legends: Bang Bang/MLBB)』の国際大会「MSC 2025」において、日本がワイルドカード枠で初の出場権を獲得したことが明らかとなった。

本大会は、2025年夏にサウジアラビア・リヤドで開催される世界中の人気eスポーツタイトルを集めた大規模な国際大会「Esports World Cup 2025」の公式競技種目の一つであり、日本国内でも注目が高まっている。

MSC 2025とは?

MLBB ミッドシーズンカップ(Mid Season Cup:MSC)は、モバイルレジェンドの開発元であるMoonton(ムーントン)が主催する、毎年恒例の国際大会である。

MSC 2025とは何か?

大会名は略して「MSC」と呼ばれ、アジアを中心に数百万規模のファンが視聴する一大eスポーツイベントとして知られている。

ムーントンは、シンガポールを拠点とするゲーム会社で、近年は世界各地にeスポーツリーグ(MPL)を展開し、MLBBの競技シーンを国際的に拡大してきた。

2025年のMSCでは、これまでで最多となる16の地域代表チームが出場を予定しており、総額300万ドル(約4.5億円)の賞金がかけられている。

この大会は、Esports World Cup 2025の一環として開催され、他タイトルと並んでグローバルな注目を集める見込みである。

モバイルレジェンド世界大会に日本チームが初参加

今回のMSC 2025では、新たに日本とベトナムがワイルドカード枠に追加され、日本はM2世界大会以来の国際舞台復帰を果たすこととなった。

モバイルレジェンド世界大会に日本チームが初参加

ワイルドカード枠とは、通常の地域予選やプロリーグによる代表選出とは異なり、主催者が特定の国や地域に特別に出場のチャンスを与える仕組みである。

モバイルレジェンドは東南アジアでの人気が高く、日本ではこれまで競技シーンが限られていたが、今回の出場が国内eスポーツ展開の大きな転機となる可能性がある。

ワイルドカード枠では、各地域からの出場権を争う予選が行われ、勝ち抜いたチームのみが本大会に進出できる仕組みとなっている。競争は非常に厳しいが、日本チームが世界の舞台でどのような戦いを見せるか注目が集まる。

大会概要とスケジュール

  • 大会名:MLBB Mid Season Cup 2025(MSC 2025)
  • 開催期間:2025年7月日23〜8月2日
  • 開催地:サウジアラビア・リヤド
  • 賞金総額:300万ドル(約4.5億円)
  • 参加枠:16地域(うち複数がワイルドカード予選)

なお、詳細な開催形式や放送プラットフォーム、試合スケジュールについては、今後Moontonの公式サイトおよび大会特設ページにて発表される予定である。

まとめ

  • モバイルレジェンドの国際大会「MSC 2025」に日本がワイルドカード枠で初出場
  • 本大会はEsports World Cup 2025の公式種目として、サウジアラビアで開催
  • MSCはムーントンが主催するMLBBの世界的大会で、賞金総額は約4.5億円
  • 日本代表の活躍は、国内eスポーツの盛り上がりにも影響を与える可能性がある

日本チームの活躍次第で、モバイルレジェンドが日本でももっと盛り上がるきっかけになるかもしれない。

eスポーツライター。国内外のeスポーツやゲーム業界のニュースを中心に、アップデート情報や選手・チームの動向を幅広く情報収集。 対戦型タイトルやチーム競技を中心に、スピードを重視をした情報提供を心がけている。 さらに、読者にとって「実用的でタイムリーなニュース」を届けるということをモットーとしている。