6月13日、サッカー界のレジェンド、クリスティアーノ・ロナウド(クリロナ)が「Esports World Cup 2025(EWC)」のグローバルアンバサダーに就任した。
世界中のトッププレイヤーと観客が集うeスポーツ最大級の大会に、なぜ伝統的スポーツの象徴である彼が関わるのか。
この発表は、eスポーツの注目度をさらに高めるきっかけとして話題になっている。
EWCは、100カ国以上から200以上のクラブが参加し、7週間にわたり24のゲームでトーナメントが開催される世界的イベント。総額7,000万ドル(約110億円)を超える賞金規模は、eスポーツの成長と本気度を物語っている。
ロナウドがeスポーツを変える?

ロナウドはバロンドールを5回受賞しており、長年世界のトップ選手として活躍してきた。
その影響力はサッカーだけにとどまらず、eスポーツにも大きな変化をもたらす可能性がある。
特に、これまでeスポーツに関心のなかった層にも、その魅力が届くきっかけになるかもしれない。若いファンにとっては、新しいエンタメとしてのeスポーツに触れる入り口になる。
ロナウドがeスポーツにもたらす3つの効果
- 知名度アップ:10億人以上のSNSフォロワーを持つロナウドの発信力で、eスポーツを知らなかった人にも情報が届く
- 信頼感の向上:世界的なアスリートが関わることで、eスポーツに対する見方が変わる
- 話題性の強化:EWC内の格闘ゲームにキャラクターとして登場するなど、新しい楽しみ方が広がる
過去には、SNKの新作『餓狼伝説:City of the Wolves』にクリスティアーノ・ロナウド選手がプレイアブルキャラクターとして登場するとの発表もあり、大きな話題を呼んだ
世界大会を盛り上げる存在に
今年のEWC2025のテーマは「Rise Above(立ち上がれ)」。
ロナウド自身がこれまでキャリアの中で追求してきた姿勢と重なる言葉だ。
大会はサウジアラビア・リヤドで7週間にわたって開催され、ロナウドは公式キャンペーンにも登場する予定。すでに過去のEWC発表や閉会式にも参加しており、大会にとって頼れる存在となっている。
まとめ:ロナウドとeスポーツの新しい形
ロナウドの参加は、eスポーツの可能性を広げる大きな一歩だ。年齢や国境を越えて愛される彼の存在が、「ゲームは若者だけの遊び」というイメージを変えるきっかけにもなり得る。
EWC2025を通して、eスポーツはより多くの人にとって身近な存在となり、新しいスポーツ文化としての認知が広がっていくかもしれない。